過酷な月面に挑戦する日本の技術

世界初の月面探査レースが米、グーグルがスポンサーでXプライズ財団が主催し、今年中に探査車を打ち上げ、月面で500m移動させ画像を最も早く地球に送ったチームが優勝するというレースです。

現在、5チームが参加するそうで日本からはHAKUTO(ハクト)チームが過酷な環境に耐えられる技術力を結集して、九州工業大学・超小型衛星試験センターで取り組んでいます。

月面は太陽光が当たる部分では100度、日陰では零下百数十度になるため様々な耐熱対策の試験が必要です。

探査車の名前は「SORATO」で、漢字では「宙(そら)兎(と)」、月の兎をイメージした名前です。

12月28日にインドのロケットに共同で打ち上げられ、1月末に月に着陸する予定だそうです。重さ4k、長さ58㎝、幅54㎝、高さ36㎝の小さな国産探査車に期待がかかります。

優勝賞金2000万ドル、23億円だそうですから、頑張ってほしいですね。