素敵な「おもちゃドクター」との出会い

「おもちゃドクター」三浦康夫さん(71)の話に出会いました。
三浦さんは子どもの頃、おもちゃで遊ぶより「どういう仕組みで動いているのか」に興味を惹かれ、おもちゃを分解して遊んだ方で大学も工学部に進み、仕事も自動車メーカーの技術者として40年以上、エンジンの設計に携わり、その後「おもちゃドクター」として「おもちゃ病院」を開設されたそうです。
「治せなかった患者さんはほとんどいません」と、自作の工具を駆使して月の半分以上はおもちゃドクターとして過ごされています。
治療の終わったおもちゃを手渡した時の子供の笑顔を見るのが楽しいと語っておられますが、私たちの手作りした製品をお客様に手渡しするときは、三浦さんと同じような嬉しさを感じます。
「好きなことで喜ばれる、こんな幸せはないですね」と語る三浦さんに、ともにエンジニア魂を見た気がします。