「必要は発明の母」を!

機械製造業は油仕事が多く、職場には石鹸、洗剤が欠かせません。特に肌の汚れを落す洗剤には気をつかいます。中小企業の多い大田・羽田地区の活性化を図るために2007年“大田ブランド”の拡大を考え“必要は発明の母”ではありませんが、「ハネダクオリオ」と命名した“石鹸”を発売し、大田ブランドの宣伝に貢献しました。
石鹸の発明は古く、紀元前3000年古代ローマ時代のサポー(sapo)という丘の神殿で羊を焼いて神に供えていたとき木の灰に羊の脂が混ざり汚れを落す石鹸が出来、その丘の名前を付けてソープと呼んだそうです。メソポタミア図書館の粘土板にはくさび形文字で石鹸の製法が記してあるそうです。また、ヨハン・ベックマンの「西洋事物起原」にも山羊の脂肪とブナの木の灰から作った石鹸が最良で、ドイツ語のsepeから命名ともあります。日本では1890年(明治23年)、花王石鹸が発売したとあります。「必要は発明の母」ですね。