AI時代だからこそ、感動する心を育てよう

科学技術振興機構(JST)は、市民や科学者、政策立案者などあらゆる立場の人が体験や対話を通じて未来社会のあり方を考える国内最大級のイベント「サイエンスアゴラ2023」を東京都で開催しました。ゲームを通じて子供達が科学技術への興味を深めるワークショップ、学びにつながる体験ブースなど、未来の創造力を育むステージとして多彩な企画が盛り込まれていました。
最新の科学技術や出展している人の情熱に触れながら、自分でつくること、そしてできあがった作品の原理や仕組みを学ぶことで科学の楽しさを体験し、感動する心が育ちます。

この感動体験が感性を豊かにし、想像力を湧き立て、先端技術の研究開発において重要な創造力を引き出せると思います。

日々進化するAIによって、瞬時に容易く、回答を示したり完成度の高い作品を生成する時代になってきましたが、「本質的な課題を見つけ出し解決策を導き出す力」という人間が本来もつ力が失われることが懸念されます。

今後、進化したAIを真に活かすには人の感性が重要であり、実体験からしか得られない感覚を身に付ける機会をより積極的に増やす必要が人にはあると思います。