大阪万博2025で探る、未来社会構築のヒント

2025年の大阪・関西万博開催まで、500日を切りました。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに人類共通の課題解決に向けて、先端技術などの世界の英知を集めた新たなアイデアの創造と発信の場となることが期待されています。

以前のブログでも書きましたが、今回の万博で披露される予定の「空飛ぶ車」は、革新的な技術をもつ未来の交通手段として、熱い視線が注がれています。
空飛ぶ車は道路交通の枠にとらわれないスマートな移動の実現によって、移動時間を短縮し渋滞を緩和、災害や事故現場に柔軟に対応することができます。さらに電気自動車と同様に、二酸化炭素の排出量を削減するため環境への負荷が少ないことも注目です。

未来社会の構築には、地球環境を守りながら、私たちの生活をより便利にしていく必要があります。大阪万博2025では、未来に向けたデザインを展示しながら、人々の目をより持続可能な未来へと視線を向けさせ、地球と人々にとってより良い社会を築くヒントを多く探ることができるでしょう。

宇宙開発をリードする大田区蒲田の技術革新

NASAの月面開発プロジェクト「アルテミス計画」は、月などの有人探査を目指しており、この数十年で世界中で民間による宇宙開発が非常に進展してきました。

この「アルテミス計画」の一端で、大田区内の町工場で誕生した世界最小、最軽量の超小型月面探査車が、民間が開発した探査車として世界で初めて月面を走ることになります。
成功すれば、テレビドラマ「下町ロケット」の舞台となった、ものづくりの街に新たな歴史が刻まれるでしょう。

大田区・蒲田は世界に誇る技術を持ち、世界でも類稀な「ものづくりの達人が集まった町」です。宇宙開発という大きな夢を地元で実現しようとする姿勢は、地域の子供達にも新たな活力をもたらし、将来のものづくりに向けての希望を育むものとなります。

今後はAIの活用など様々な技術との融合で、宇宙開発の拡大が益々進んでいくことでしょう。
ロケットや人工衛星の精密機械など、宇宙・月面での技術開発で世界をリードする蒲田の技術にどうぞご期待ください。