未来の共生社会を体験!大阪万博2025で躍動する最新テクノロジー

大阪・関西万博が2025年4月13日についに開幕し、次世代技術の集大成ともいえる様々な先端技術が披露されています。会期は10月13日までの半年間、参加する国・地域は約160に上ります。
特にAI技術とロボットを軸とした展示には多くの関心が寄せられており、来場者は人間とロボットの新たな関係性を探る体験を楽しむことができます。

石黒浩教授がプロデュースする「いのちの未来」パビリオンでは、約20体のアンドロイドと30体弱のロボットが展示され、「いのちを拡げる」をテーマに50年後の未来社会を表現しています。高度なAIシステムを搭載したアンドロイドたちは、来場者との自然な対話を実現しながら、「人間とは何か」という根源的な問いを静かに投げかけます。

また、会場全体を舞台に展開されている「ロボットエクスペリエンス」では、19の企業・団体から約50機のロボットが参加し、施設内での搬送、案内、清掃、警備など、さまざまなサービスを提供しながら、“ロボットと人が共に生きる社会”の実証実験が進められています。例えば、視覚障がい者を目的地まで自動で誘導する「AIスーツケース」は複数台が同時運用されており、実用化に向けた取り組みが注目されています。

こうしたロボット技術やAIの進化は、製造現場にも大きな影響を与えており、今後ますます人と機械が協調する新しいものづくりの形が広がると考えられます。 当社三信精機が製造する全自動機械も、現時点ではプログラム通りに動作しているかを人の目で確認する必要があります。しかし近い将来、この確認作業を人に代わって担うロボットが登場し、製造現場の自動化レベルを飛躍的に高める日もそう遠くないでしょう。

大阪・関西万博では、人とAI・ロボットが共に未来を創っていく社会の実現を肌で感じることができます。人と技術が共に歩んできたこれまでの歩みの先に、今もなお続く進化のスピードと広がりには、驚きとワクワクが尽きません。

子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる展示が豊富に用意されているこの貴重な機会を、ぜひご家族揃って体験してみてはいかがでしょうか。子どもたちの目に映る未来の姿が、きっとまた、新たな夢や希望を育むきっかけになるはずです。