三人のノーベル物理学の受賞に思うこと

今年のノーベル物理学賞に青色LEDの発明・普及で、赤崎、天野、中村三教授が受賞されました。その理由は「明るく省エネルギーな白色光を可能にした効率的な青色発光ダイオードの発明」で、青色LEDは「人類に最大の恩恵をもたらした発明」とたたえています。

赤崎先生(85歳)は「私は幸運で、決して私ひとりでできたわけではない。」
闘う研究者として知られる中村先生(60歳)は「自分の発明したものが使われていることは非常にうれしい。」
天野先生(54歳)は「私は平均的な学生だったが、一つのこと集中して続けること、人の役に立つことができると身をもって示すことができました。何をやるかを決めたら、必ずできるはずと思いこむことが大事」
と語っておられます。

21世紀を照らす光、LEDは私たちの生活を進化させる発明として広がりを見せることでしょう。受賞の言葉を聞きながら、「努力なしでは運は訪れない。努力は人を裏切らない」ということをもう一度、思い起こしています。受賞、おめでとうございます。