農業に進出するロボットたち

日本の農業人口が昭和25年をピークに減少しています。平成12年389万人でしたが、平成30年では175万人と半減しています。農業は休みのない重労働で後継者も減り人手不足に加えて高齢化が進み、機械化も遅れ農業を取り巻く環境が厳しいのが現実です。こうしたきつい労働を救うために「自動野菜収穫ロボット」が話題です。身をかがめながらの仕事が多い農作業は足腰に負担がかかりますが、全長1mほどのコンパクトなロボットで自走しながら収穫適期の野菜を見極め、成長が一律でない野菜を選別して繊細な動きで摘み取りカゴに入れるという優れもので、AI(人工知能)を搭載したロボットです。
IoT商品はともすると高価になりますが、必要な物に必要な時間だけ借りるリース制度で運用され、農家にとっては有難いサービス制度です。IoT化はこうした社会的に価値のあるシステムで定着していくよう努力してまいる所存です。