危機を乗り越える“日進月歩”の精神で

当社はこの5月で創業50周年を迎えますが、この区切りの年にリーマンショック以上の世界的なパンデミックに遭遇したことに緊張を感じます。感染症という新たな危機を乗り越えた後の世界経済は大きな変化と新しい常識が必要となることは間違いありません。
当社のビルに創業者が試作した小さな音の静かな風力発電機が飾られています。次世代の再生可能エネルギーの主力電源となる風力発電ですが、いま洋上風力発電として動き出しています。一つは秋田県沿岸で国内最大の計画で、もう一つは富山県の小さな入善町の湾内で日本海から吹き寄せる風を活用した日本初の民間出資の洋上風力発電計画です。沖合800m、推進15mに風車を4基、出力7.500キロワットですが、地域の海洋資源、観光資源として住民の期待が広がっているそうです。
私たちも地域のまちと一緒になって再生可能エネルギーに挑戦するような大きな夢に向かって次の50年に歩みを進めてまいります。