「ウロボロスの蛇」を目指して

「日進月歩」はギリシャ神話の蛇が自分の尻尾を飲み込む「ウロボロスの蛇」から始まりましたが科学技術は広大な宇宙のマクロの世界から極小のミクロの世界を結ぶウロボロスの蛇と同じ理念の領域なのです。
小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星リュウグウで宇宙や生命の起源を探査して帰還し、神岡宇宙粒子研究所スーパーカミオカンデでは宇宙から届く素粒子ニュートリノの謎を解きます。科学技術の世界は、1027(乗)メートルから10-25(乗)メートルの気の遠くなる広大な世界に挑戦しているのです。
ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんの研究が毎日テレビで見る気候モデルの礎築とし身近な生活情報として活用されているように、科学技術のIT化やAI化と共に更に発展する時代が加速しています。
“作れない物はない”を使命に、わが社もウイズコロナの新しい次の半世紀に向けて“ウロボロスの蛇”に挑戦します。