気象災害と科学の目

昨年、温暖化の予測法開発でノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎博士の研究で、地球温暖化の新しい災害が観測されるようになりました。各地で50度に近い熱波、突然の豪雨と洪水、北極や南極の融氷と人類が経験したことのない災害が報告されています。

日本でも“線状降水帯”という新しい予報が出るようになり、秋の台風より身近な災害として注意が必要となってきました。気象庁でも線状降水帯の数値化に取り組んでいるとのことですが、気温の上昇や台風の進路、雨の降り方とこれまでにない自然災害に人や作物、生活や命、交通機関や経済に大きな影響を及ぼすことが危惧されています。

日進月歩の科学技術ですが今年はどんな研究が注目されるのでしょうか。

中小企業の技術者集団・蒲田も未来の技術を支えるまちとして時代の変化に対応するスタートアップを目指します。