身近に感じたノーベル物理学賞

2021年度のノーベル物理学賞に米国プリンスン大上級研究員の真鍋淑郎さんが、温暖化の予測法の研究で受賞されました。
毎日、テレビの気象予報で見る予報図の基となる研究ですから生活に欠かせない情報です。
地球温暖化は自然現象だけの結果ではなく、人間のいとなみが大きく影響しています。二酸化炭素などの温室効果ガスが地球の気温を上げていることを理論的に証明する研究で、世界の陸や海を何十万個ものマス目に区切りそれぞれに気温や気圧などの数値を与え変化をスパコンで計算して予測します。
テレビで見る予報図ではなく、その基はほとんど難しい数式ですから、やはり物理学なんですね。ノーベル賞が未来研究への貢献もありますがすでに日常生活に欠かせない医療や正確な気象予報や経済、文化の発展など身近に感じられるのも嬉しいです。
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